感染症情報センター
感染症情報センターとは
感染症情報センターは、国の感染症発生動向調査実施要綱に基づき設置されるもので、各都道府県等域内に1カ所、原則として地方衛生研究所に設置することとなっています。本市では、平成31年1月1日から、相模原市衛生研究所に感染症情報センターを設置し、感染症発生動向調査により得られた情報を集計・分析し、提供しています。
週報(毎週木曜日午後3時頃更新予定)
週1回、市内における感染症発生状況(全数把握疾患、定点把握疾患)を掲載
週報トピックス
今週の注目疾患 百日せき
全国で百日せきの感染者数が増加傾向にあります。
百日せきは百日咳菌によって起こる急性の気道感染症で、特有のけいれん性の咳が特徴です。小児に多い疾患ですが、成人での報告もあります。飛沫感染によって感染し、1~2週の潜伏期の後、風邪のような症状が現れます。その後、徐々に咳が強くなっていき、顔を真っ赤にしてコンコンと激しく咳込み、最後にヒューと音を立てて息を吸う発作がみられるようになります。乳幼児では咳により呼吸ができなくなるためにチアノーゼ(全身が青紫色になってしまうこと)やけいれんを起こすことがあります。また、窒息や肺炎等の合併症が致命的となることがあります。
予防にはワクチンが有効で、予防接種法に基づく定期予防接種が行われており、接種することで罹患リスクを80~85%程度減らすことができるとされています。
月報
月1回、市内における感染症発生状況(定点情報)を掲載
相模原市感染症情報
月1回、気を付けるべき感染症や予防のポイント等についてまとめています。感染症予防の啓発にぜひ御活用ください。
- 今月の注目疾患:梅毒
バックナンバー
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