ZERO CARBONポスターセッションチャレンジ(令和6年度実績)
第3回となる今回は、市内及び近郊の4大学(青山学院大学、麻布大学、桜美林大学、国士舘大学)より9チームの学生が参加し、来場者と学生との間で様々な意見交換が行われました。
日程・会場
日時:令和6年11月16日(土曜日)午後2時から午後4時15分まで(午後1時30分受付開始)
会場:青山学院大学 相模原キャンパス F棟 1階ラウンジ
テーマ
「2050年の脱炭素社会の実現に向けて市と事業者、大学、市民、団体等が連携・協力して行うべき取組について」
内容
当日は、提案をまとめたポスターの前で発表者がプレゼンし、来場者との質疑応答を交えるポスターセッションを行いました。来場者による投票と審査員による審査で優秀チームを決定しました。
また、特別企画として、市内の先進企業が、脱炭素社会の実現に向けた取組を紹介しました。
受賞チーム
ZERO CARBON賞(総合的に最も評価が高かったチーム)
受賞チーム:青学社情花チーム(青山学院大学)
- タイトル
枝から始めるエコライフ~剪定枝を活用してCO2を減らそう!~ - 発表概要
相模原市には果樹園が約30カ所あり、果樹園での剪定枝の処理にはCO2が発生するため、処理問題が生じる。そこで、剪定枝をバイオ炭(生物資源を原料とする炭化物)に変換し、土壌へ撒くことで、土壌の炭素を貯留する取組を提案した。発表では、植林などの他の事業とコストを比較し、バイオ炭の有用性を示した。 - 評価のポイント
審査員だけでなく、来場者からも最も評価が高かった。地域特性を考慮していたり、具体的に提案に対する算定を行ったりしていた点などが高く評価された。
グッドプレゼン賞
受賞チーム:地域環境政策研究室(麻布大学)
- タイトル
青根で炭窯を復活させるプロジェクト - 発表概要
相模原市の青根にある使われなくなった炭窯を復活させ、そこで炭焼きにした木々を生活内で活用したり、販売したりすることにより、エネルギーの地産地消や地域経済の発展につなげる取組を提案。
審査員特別賞
受賞チーム: 青学社情謎解きチーム(青山学院大学)
- タイトル
ゴミ袋の有料化について - 発表概要
相模原市の家庭ごみの排出量に着目し、ごみ袋を有料化することで、ごみの分別や排出量削減への市民の意識を高め、CO2排出量の削減につなげる取組を提案。
審査員特別賞
受賞チーム: 国士舘南区班(国士舘大学)
- タイトル
ゼロカーボンパーク - 発表概要
相模原市南区に設置されている公園の数が多い点に着目し、CO2排出量の削減や放置自転車の削減、健康の増進につなげるため、シェアサイクリングを普及させることを提案。
審査員特別賞
受賞チーム: グリーンルーツ(桜美林大学)
- タイトル
森を減らす!? ~木から作る電池~ - 発表概要
相模原市の豊かな自然環境に着目し、里山から出る間伐材をウッドバッテリーの材料として用いることで、里山資源の適正な管理につなげたり、CO2吸収量を増加させたりする取組を提案。
ポスター展示
エコパークさがみはら(相模原市立環境情報センター)に学生が作成したポスターを展示します。
展示期間:令和7年2月1日(土曜日)から2月22日(土曜日)
展示場所:エコパークさがみはら 1階 ロビー
特別企画
市内企業2社に脱炭素社会の実現に向けた先進的な取組をご紹介いただきました。
<三友グループ>
「コーヒー豆かすの再資源化からのZERO CARBON」
- プレゼン概要
一般企業のオフィス・カフェ等で出るコーヒー豆かすを回収するスキームや従業員参加型による資源循環や一次産業との連携したサービス等の取組をご紹介いただきました。
<株式会社PXP>
「ゼロカーボンに資する次世代型ソーラーパネルの開発」
- プレゼン概要
会社で行っている「軽くて、曲がる、割れない」次世代型ソーラーパネルの開発や実際に取り入れている事例等についてご紹介いただいきました。
このページについて、ご意見をお聞かせください
このページに関するお問い合わせ
ゼロカーボン推進課
住所:〒252-5277 中央区中央2-11-15 市役所本館6階
電話:042-769-8240 ファクス:042-769-4445
ゼロカーボン推進課へのメールでのお問い合わせ専用フォーム